人生どうしよ

この春社会人となった人生に悩める商社マンのお話/駄菓子マン

1日1日を大切に生きたい 伊坂幸太郎著「砂漠」を読んで思ったこと

みなさんこんばんは。リュウです。

 

最近長らくブログを更新できておらず申し訳ござませんでした。

 

引越しもようやく落ち着き。直近で予定している大きなイベントは今勤めている商社を退職し、ベンチャーへと転職することですが、それはまだまだ(とは言ったものの割とすぐ)1ヶ月半後のお話。

 

引越しをして新しい場所を楽しみつつ、ゆっくりと本を読む時間もできましたので、ここで突然ですが最近読んで色々と考えさせられた本をご紹介させていただきたいとおもいます。

 

それは、こちらです。

砂漠 (実業之日本社文庫)

伊坂幸太郎著「砂漠」です。

 

2010年に創刊されてから既に多くの人に読まれ、伊坂さんの著作の中でも人気作のひとつですので、今更僕がしょうかいするまでもないのですが(汗)、色々と自分自身考えさせられることも多かったので今回はこちらの本をテーマに書かせていただきたいと思います。

 

既に伊坂先生の大ファンで、

 

「お前に紹介されるまでもねーよ」

 

という方は読み飛ばしていただいた方がいいかもしれません笑

 

舞台は仙台、時代はおそらく創刊された2010年頃でしょうか(作中でまだ”スマートフォン”というワードが出てこないため)、国立大学に通う主人公「北村」と彼の4人の友人の大学4年間を描いた物語で、作中とにかく色々なことが起こります。

 

(これから読まれる方もいらっしゃると思いますのでネタバレはなるべく避けますが)

泥棒を捕まえようとしてみたり、皆で麻雀に興じたり、合コンに参加してみたり、そこで絡まれたホストと大金をかけた決死のボーリング勝負を繰り広げたり、超能力を毛嫌いする学者をハメようと奮闘したり・・・

 

実際の学生生活でもありそうでなさそうな様々な出来事を通じて5人の学生がお互い野関係を深め合い、成長し、最後にはそれぞれの想いを旨に大学を卒業していく所で物語は完結します。

 

上述した、大金を賭けたホストとのボーリング対決や、

空き巣を捕まえるために大学生5人が作戦を練る場面など、

スリリングな描写あり、一方で誰と誰がくっ付いて、デートしたり同棲しちゃったり、

 

そんな日常のほのぼのした学生生活も描かれていたりと、

 

最近大学を卒業した僕にとっては、矛盾するようですが遠い昔の日々を思い出させてくれるような、

 

少し自分の学生時代を物語に投影して、ノスタルジックな気持ちにさせてくれるような一冊でした。

 

f:id:liferider:20180212232037j:plain

 

4年間の彼らの軌跡は一つ一つがもちろん魅力的なのですが、それぞれを別個に見るのではなく、一人一人の人生として見たときに、

 

「誰しもが自分自身のストーリーを持っているのだな」

 

「皆それぞれが毎日を考えながら、試行錯誤して、悩み苦しみそれでも色々と工夫して、自分の人生をより良いものにしていくために必死に生きているのだな」

 

と何だかが考えさせられる一冊でした。

 

そして最後に、

 

「毎日を丁寧に、大事に生きよう」

 

そう決心させられたこの「砂漠」との出会いでした。

 

作中で語られる彼らの4年間は数百ページの一冊の本にまとめられているけれど、実際はもっと深くて、もっと彩りに満ち溢れた毎日だったと思います。

 

その一日一日が彼らを時に苦しめ、悩ませ、でも最後には喜ばせ、人として大きく成長させた日々だったことは間違いありません。

 

最後に北村らは大学を卒業し(一人は・・・)、各々の道に進むところで物語は終了します。

 

ちょうど僕と同じ新米の社会人になるところです。

 

僕自身の学生生活は2年前に終わってしまったけれど、これから(健康で身体が動けば・・・)後60年ぐらいは社会人をしていくつもりです。

 

毎日を惰性で生きるのではなく、本にして何十冊分にもなるような彩りのある人生を生きていくために、丁寧に、大切に日々を歩んでいきたい、そう思わせてくれる伊坂孝太郎先生の「砂漠」でした。

 

あくまで僕が感じたことですので、この本を読んで何を感じ、何を考えるかは人それぞれです。

 

ですが、この記事を読んだ方が、この本を手にとって、このブログのテーマでもある

 

「人生どうしよ」

 

の答えのヒントになるものを得られれば幸いです。

 

以上です。お読みいただきありがとうございました。

 

 

砂漠 (実業之日本社文庫)

砂漠 (実業之日本社文庫)